1.株分けして増やす。
2.実生で増やす。
3.挿し芽で増やす(大量でしかも簡単)
最も簡単で大量に増やすには挿し芽が一番のようです。
発根剤(ルートンやメネデール)は使わずそして挿し芽を事前に水につけることもしません。
一人で大量に挿し芽をする場合は発根剤や吸水といった作業は労力が掛かるようです。
(1)準備するものはハサミ・鉢・赤玉土・水・フジバカマの苗木(茎の太いもの)
(茎や葉を切るのにはハサミが一番です。)
(2)挿し芽の時期は5月から6月で約1か月後くらいに鉢上げや地植えを行います。
(挿し芽した年には花を咲かすことができます。)
(3)挿し芽の仕方はフジバカマ全体を土の中に埋め込む方法を取ります。
(挿し芽の乾燥を減らして発芽率を上げる。)
・フジバカマの切り方

右が既存の切り方で左が新しい切り方です。
節(せつ・ふし)茎の中で、葉や芽ができる部分を中心に上部約1cmに下部を2cm~3cmほどに切る。
・フジバカマの挿し方

右が既存の挿し方で左が新しい挿し方です。
フジバカマ全体を土の中に埋め込む挿し方です。
(挿し芽の乾燥を減らして発芽率を上げることを目的とします。)
・約2週間後のフジバカマ

土の中から発芽する。

節上部の枯れ込みが少なく発芽率も上がったようです。
水管理は・朝・昼・夕と毎日実施することが肝要です。
もう一つの挿し芽の方法として
花も咲き終わりに近づいたフジバカマを根元から切り1本の長いまま葉を全て落としそのままプランターや土壌中に埋める方法です。
来年の3月ごろになると発芽しますので一度挑戦してみてください。
茎の太い物は15cmくらいでいいようです。

秋の七草
